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オーディオブック比較|Audibleとaudiobook.jp、両方使う私の選び方

どちらも聴き放題のサービスですが、向いている人が違います。小説を気分に合わせて何冊も聴きたいなら、対象作品が多いAudibleプレミアム。日本語の本を1年続けて聴くつもりで料金を抑えたいなら、audiobook.jpの聴き放題年割。聴きたい本が1冊に決まっているなら、月額880円で全タイトルから選べるAudibleスタンダードという選択肢もあります。

この記事の目次
  1. まずは、4つの使い方から選ぶ
  2. 聴き放題の作品数はAudibleが圧倒的。ただし日本語の本はラインアップで比べる
  3. 同じ本でも、好きな朗読者で選ぶ
  4. 1年間の費用はaudiobook.jpの年割が安い
  5. 無料体験はAudible30日、audiobook.jp14日
  6. アプリは倍速・保存・メモの使い方で比べる
  7. 解約後も聴きたい本は単品購入を比べる
  8. 迷うならAudibleから。1年続ける本が決まったら年割も比べる

両方を使ってみると、月額料金だけでは選べないと感じます。聴きたい本があるか、朗読の声が好きかでも、使いたいサービスは変わるからです。この記事では、作品と朗読者、使う期間、料金を比べます。

まずは、4つの使い方から選ぶ

料金は2026年9月現在の日本向け通常料金・税込です。AudibleはWeb登録時の料金、audiobook.jpの年割は一括払いです。

使い方 おすすめ 料金 選ぶ理由
対象の小説・実用書を何冊も行き来したい Audibleプレミアム 月1,500円 好みの朗読者の対象作品を探して聴き比べる
日本語の対象作品を1年続けて聴く audiobook.jp聴き放題・年割 年9,990円 月額を12回払うより安い
聴きたい1冊がはっきり決まっている Audibleスタンダード 月880円 全タイトルから毎月1作品を選択
まず短期間だけ使いたい audiobook.jp聴き放題・月額 月1,330円 年払いせず1か月単位で使う

私は実用書やビジネス書が好きです。audiobook.jpには聴きたい本が豊富にあったので、Audibleと併せて加入しました。

Audibleとaudiobook.jp、両方を契約するのはどんな人?

初めてなら、最初から両方に入らなくてもいいと思います。まず一方で、気になる作品や好きな作品(すでに読んだ本でも大丈夫です)を試してみるのがおすすめ。もう一方にどうしても聴きたい本や朗読があれば、そのとき追加すれば十分です。

通常のWeb月額で両方の聴き放題を契約すると、Audibleプレミアム1,500円とaudiobook.jp1,330円で、月2,830円です。対象作品は増えますが、聴く時間は増えません。片方で聴きたい本がそろうなら、契約は一つで足ります。もう一方にだけ欲しい本がある場合は、その1冊を買う代金と月額料金を比べます。

Audibleプレミアムとaudiobook.jp聴き放題を両方12か月使う場合、月払い同士なら合計33,960円です。audiobook.jpを年割にすると27,990円になり、5,970円安くなります。注意したいのは、年割は9,990円を先払いする点です。片方で足りる人にとっては、年割で浮く額より二つ目の契約に払う額の方が大きいので、両方で聴く本が決まってから支払い方を選ぶのがおすすめです。

聴き放題の作品数はAudibleが圧倒的。ただし日本語の本はラインアップで比べる

Audibleは、プレミアムで聴ける作品を「数十万以上の対象作品」と案内しています。オーディオブックだけでなく、ポッドキャストやオリジナル作品も含む表示です。audiobook.jpの聴き放題は、公式で15,000点以上と案内されています。Audible公式audiobook.jp公式

比べる項目 Audibleプレミアム audiobook.jp聴き放題
公式の対象数の表現 数十万以上の対象作品 15,000点以上
本以外のコンテンツ ポッドキャスト・オリジナル作品など ポッドキャストなど
作品の探し方 作品名・著者・ナレーターで探す 作品名・著者・ナレーターで探す
対象外の本を聴く方法 単品購入、またはスタンダードで毎月選択 単品購入、対象作品ならチケットなど

公式の対象数はAudibleの方が多いため、幅広く作品を探したい人の候補になります。ただし、上の数字は日本語の小説だけを同じ条件で数えたものではありません。日本語で聴きたい本が決まっているなら、その本が配信されているか、誰が朗読しているかで比べると選びやすくなります。

私も最初は作品数に目が行きました。でも、使っていてうれしかったのは、何度も聴きたくなる本に出会えたときでした。聴ける本が多くても、聴きたい本が見つからず、アプリを眺めたまま終わる日もあります。逆に、好きな1冊を見つけると、次にどちらのアプリを開くかは自然に決まります。

料金だけを細かく比較したい場合は、Audibleの料金audiobook.jpの料金でプランごとの総額を見られます。

同じ本でも、好きな朗読者で選ぶ

『夢をかなえるゾウ』は一人の朗読か、複数人の掛け合いか

夢をかなえるゾウの表紙
夢をかなえるゾウ水野 敬也表紙画像:Audible

一人の読み手の語りを楽しみたいならAudible版。

Audibleの『夢をかなえるゾウ』は岩崎了さんの朗読です。audiobook.jpの『夢をかなえるゾウ1』には、影平隆一さん、大川透さん、浅科准平さん、仲みのりさん、高槻陽一さんが出演しています。Audibleの商品audiobook.jpの商品

Audible版は一人の朗読者が読み、audiobook.jp版は複数の出演者が役を分けています。声が変わる掛け合いを聴きたいならaudiobook.jp版。一人の読み手の語りを楽しみたいならAudible版。そのつもりでサンプルを聴くと、自分の好みが分かりやすいです。

原作は同じでも、音声版は別の商品です。サンプルでは声の強さや会話の区切り、作品の雰囲気を比べられます。audiobook.jpのこの商品は、聴き放題対象として案内されています。

『夢をかなえるゾウ』などの作品の選び方と、Audibleが向く聴き方は、Audibleのレビューで詳しく紹介しています。

『嫌われる勇気』1冊を聴くなら、月880円のスタンダードも選べる

嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えの表紙
嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え岸見 一郎, 古賀 史健表紙画像:Audible

Audibleのスタンダードは、聴き放題対象かどうかに関係なく、全タイトルから毎月1作品を選べます。『嫌われる勇気』をその月の1作品に選ぶなら、通常月額は880円です。この本を聴くために、必ず単品購入代を払う必要はありません。スタンダードの公式説明

Audible版の朗読は、てらそままさきさんと金野潤さんです。audiobook.jpには、小林範雄さんと市村徹さんが朗読する通常版のほか、細谷佳正さんと井上和彦さんによる前後編があります。Audibleの商品audiobook.jpの通常版

聴き方 この本に必要な支払額 契約終了後
Audibleスタンダードでその月の1作品に選ぶ 1か月なら880円 会員特典が終わると利用終了
Audible版を単品購入(非ログイン公開価格) 2,630円 会員資格終了後も購入作品を聴ける
audiobook.jp通常版を単品購入 1,760円 プランを解約しても購入作品は聴ける
audiobook.jpの前後編をそれぞれ単品購入 前1,870円+後1,650円=3,520円 購入した前後編を聴ける

前後編は別の朗読商品です。前編だけの価格を全編の価格として比べると、安さの判断がずれます。前編後編

初めて一度聴くならスタンダードを勧めます。ただ、何年も繰り返して聴きたい本なら、私は単品で買う方を選びます。

スタンダードの会費は、2か月で1,760円、3か月で2,640円です。月880円の安さだけで見ず、その本を何か月聴き続けるかで、購入との費用差が変わります。

『コンビニ人間』は好みの朗読者で選ぶ

Audibleは大久保佳代子さん、audiobook.jpは風間一花さんの朗読です。audiobook.jp版は2026年8月7日販売開始の商品で、聴き放題対象として案内されています。Audibleの商品audiobook.jpの商品

大久保佳代子さんの声で聴くならAudible版、風間一花さんならaudiobook.jp版です。内容からでも、朗読者からでも選べます。同じ題名だから安い方、と決める必要はありません。

同じ本でも、声の好みで選ぶサービスは変わります。聴きたい本を一つ決め、両方に音声版があればサンプルを比べる。契約前に聴いておくと、安い方を選んだ後で好みの朗読がないと気づく失敗を減らせます。

1年間の費用はaudiobook.jpの年割が安い

朗読の好みやアプリの使い心地からaudiobook.jpを選びたい人は、audiobook.jpを数年使った評判レビューも参考にしてください。

通常料金で12か月使うと、Audibleプレミアムは18,000円、audiobook.jp聴き放題の年割は9,990円。差は8,010円です。両方に聴きたい対象作品があり、1年続けるなら、年割で費用を抑えられます。

使う期間 Audibleプレミアム Audibleスタンダード audiobook.jp月額
1か月 1,500円 880円 1,330円
3か月 4,500円 2,640円 3,990円
6か月 9,000円 5,280円 7,980円
12か月 18,000円 10,560円 15,960円

audiobook.jpの年割は9,990円を一括で支払います。月額1,330円を7回払うと9,310円、8回なら10,640円なので、8回以上の月額課金と比べると年割が安くなります。月額換算の表示があっても、毎月その金額だけを払うプランではありません。audiobook.jpの料金案内

安くなるからと1年分を払っても、あまり聴かなければもったいない。生活の中で聴く時間ができてから決めてもいいと思います。

audiobook.jpには、作品を買うためのポイントを受け取る「月額会員」もあります。月額1,330円の聴き放題とは別のプランです。単品購入やチケットも、聴き放題と分けて考えます。

無料体験はAudible30日、audiobook.jp14日

初めての対象者向けの通常無料体験は、Audibleが30日間、audiobook.jpの聴き放題が14日間です。無料期間が終わると、選んだプランで有料更新されます。個別キャンペーンとは分けて、まず通常条件を押さえれば十分です。Audible公式audiobook.jp公式

両方を比べるなら、まず一方で朗読を聴き、アプリを使ってみてください。気になる点があったら、もう一方でも同じように試すと違いが分かります。登録から退会までの手順はAudibleの無料体験、audiobook.jpの初回・再登録条件は聴き放題の料金で説明しています。

アプリは倍速・保存・メモの使い方で比べる

両方とも、作品をダウンロードすればアプリでオフライン再生できます。再生速度も変更できます。電波が弱い場所へ出かける前に保存しておく使い方は、どちらでもできます。

使いたい機能 Audible audiobook.jp
ダウンロード後のオフライン再生 対応 対応
再生速度の変更 作品プレーヤーから変更 0.5〜4倍速、0.1倍刻み
気になる箇所へ戻る クリップ・メモを利用 ふせんを利用
寝る前に自動停止 スリープタイマー スリープタイマー
図表などの補足 添付PDFがある作品で閲覧 作品ごとの付属資料を参照

出典:Audibleの再生速度Audibleの添付PDFaudiobook.jp運営の使い方ガイド

私は、どこまで倍速にできるかより、気になった話にすぐ戻れる方が助かります。途中で止めることが多いなら、戻り方を先に覚えると使いやすい。速く聴くのは、その後でもいいと思います。

頭に入らないと感じてサービスを乗り換える前に、聴く作業や速度を変える方法を試せます。メールを読みながら聴いているなら、アプリを替える前に、メールから目を離して聴いてみてください。

解約後も聴きたい本は単品購入を比べる

単品購入した作品は、プランを解約した後も利用できます。一方、Audibleスタンダードで選んだ本と、両社の聴き放題で聴いていた本は、会員特典が終わると利用できなくなります。ダウンロード済みでも、購入作品にはなりません。

audiobook.jpでは、聴き放題などのプランを解約することと、アカウント自体を退会することを分けます。アプリで購入作品を聴き続けるなら、無料アカウントを残します。退会してもWebで保存済みの購入音声は再生できますが、アプリ利用や再ダウンロードはできなくなります。Audibleの退会後audiobook.jpの退会

私は『嫌われる勇気』のように何度も戻りたい本では、月会費の安さよりも、聴きたいときに開けることを大事にしています。反対に、興味のある新しい本を次々と聴く時期には、1冊ずつ買うより聴き放題の方が使いやすく感じます。

支払い方法から選びたい人向けに、Audibleの支払い方法audiobook.jpの支払い方法をまとめています。Webとアプリ内では契約先が異なります。利用するプランと料金を決め、その条件で申し込める経路へ進みます。

単品購入するなら、プレミアムの会員割引も含めて比べる

Audibleプレミアムには、単品購入の会員割引と会員限定セールの特典があります。スタンダードにはこの購入特典がありません。月額880円の安さだけで決めず、会員で聴く本と、購入して残す本を分けて合計額を見ます。プレミアムの購入特典

スタンダードの月会費は、プレミアムより620円安くなります。毎月1冊を選んで聴くなら、その差が残ります。ほかの本も購入する月は、会費と購入代を合計して比較します。購入予定がなければ、割引を受けるためだけに高い会費を払う必要はありません。

繰り返し聴きたい本が見つかったときに、私は購入価格を見ます。セールだけを理由に本を増やすのは控えたいと思っています。

スタンダードは休会できず、使わなかった月の選択枠も翌月へ繰り越せません。忙しい時期に契約するなら、聴く本と使う月を決めておくと選択枠を使いやすくなります。audiobook.jpで1冊だけ買う場合は、固定会費のない通常会員でも購入できます。毎月は使わない人の選択肢になります。

迷うならAudibleから。1年続ける本が決まったら年割も比べる

好みの朗読やジャンルがまだ決まっていない人には、私はAudibleプレミアムから試すことを勧めます。作品名で探すだけでなく、好きな朗読者から次の対象作品を探す楽しみもあるからです。日本語の対象作品を長く聴くならaudiobook.jpの年割、聴きたい1冊が決まっているならAudibleスタンダードも比べてみてください。

本と声、聴く時間、使う期間の順に決めます。まず1冊のサンプルを聴けば、料金表では分からなかった好みが見えてきます。