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小学生向けのオーディオブックは何から聴く?短い物語で始める選び方

小学生が初めてオーディオブックを聴くなら、一つの場面を追いやすい短編から始めるのがおすすめです。最初から一冊を最後まで聴かせなくても大丈夫。自分で止めて、続きが気になったときにまた戻れる。まずはそこまでを目標にしましょう。

この記事の目次
  1. 最初の二つは、短さより「どんな話を聴きたいか」で選ぶ
  2. 一人で聴く前に、止め方と戻り方を一緒に試す
  3. 聴いた直後に、あらすじのテストをしなくてよい
  4. 本と一緒に使うなら、音声の版をそろえる
  5. Audibleを使っている家庭は、キッズプロフィールで作品を渡せる

候補は、新美南吉の『あし』と『手袋を買いに』。kikubonの音声版は、それぞれ3分49秒と15分36秒です。無料会員登録と0ptでの購入を済ませれば聴けるので、月額契約から始めなくても、物語を耳で楽しむ時間を試せます。

長い話が好きな子なら、初めから長編でも構いません。学年だけで決めずに、どんな題材が好きか、一つの遊びを普段どのくらい楽しんでいるかを見ながら選びましょう。

最初の二つは、短さより「どんな話を聴きたいか」で選ぶ

作品と音声版 長さ 物語の特徴
『あし』新美南吉/朗読・山下大輝/kikubon 3分49秒 昼寝から起きた馬が、足のしびれに驚く短い話
『手袋を買いに』新美南吉/朗読・秋共憬希/kikubon 15分36秒 子ぎつねが人間の町へ手袋を買いに行く物語

『あし』は、昼寝から起きた馬が足のしびれに驚くところから始まる短い話です。「何が起きたんだろう」と思える出来事がすぐに出てくるので、長い設定説明から入る作品より、まず一場面を聴くのに選びやすい題材です。『あし』の作品ページ

『手袋を買いに』は、子ぎつねが人間の町へ手袋を買いに行く物語です。知らない場所に向かう子ぎつねを追いながら、話の行方を楽しめます。紹介した音声版はBGM付きですが、同じ作品でも朗読者や演出の違う版があります。探すときは作品名に加えて、表の朗読者名も確認してください。『手袋を買いに』の作品ページ

二作のあらすじを伝えて、本人が気になるほうを選ぶところから始めてみてください。

一人で聴く前に、止め方と戻り方を一緒に試す

最初に大人が手伝うときは、再生方法に加えて止め方や戻り方も伝えます。「途中で止めていい」「分からないところは戻れる」と分かれば、子どもが自分のペースで聴きやすくなります。

  1. 本人に二つほど候補を見せ、聴きたい作品を選んでもらう。
  2. 再生を始め、少し聴いたところで一度止める。
  3. 同じ作品の続きを再生する。
  4. もう一度聴きたい箇所へ戻る操作を一緒に行う。

この操作ができるようになれば、大人が横でずっと再生を管理する必要は減ります。操作を教える日と、作品の内容を最後まで理解してもらう日は、分けても構いません。

kikubonの無料作品は、登録後に0ptで購入してMyブックリストに追加すると聴けます。パソコンではWeb、スマートフォンやタブレットでは専用アプリを使います。大人は登録と作品の追加、子どもはそのあとの再生を担当すると、手順を分けやすいです。kikubonの利用案内

聴いた直後に、あらすじのテストをしなくてよい

楽しむつもりで聴いているのに、毎回「誰が何をしたか」と聞かれると、読書の宿題が増えたように感じる子もいるでしょう。家庭で聴き始めるなら、好きだったところや、もう一度聴きたいところを話せれば、最初はそれで十分です。

『あし』なら、話を最初から説明してもらう代わりに、馬が驚いた場面を一緒に聴き直してみます。笑って終わってもいいし、子どもが別の話を始めたら、その話を聞いても構いません。最後まで聴くことより、次も自分から再生したくなる聴き方を優先します。

学校の課題として内容を整理するときは、聴くだけの時間とは別に、人物名や出来事を紙に書く時間を設けます。オーディオブックを使うだけで、感想文を書いたり内容を理解したりする代わりにはなりません。

本と一緒に使うなら、音声の版をそろえる

紙の本を開いて、本文を目で追いながら聴くこともできます。その場合は出版社・訳者・収録形式をそろえましょう。同じ題名でも、文章を短くした版や、脚本にした音声ドラマ、翻訳が違う版があるからです。

音だけで物語を楽しむなら、ドラマ版も選択肢になります。声の掛け合いを聴く作品と、原作の文章を一人で読む朗読では、楽しみ方が違います。声の数だけで分かりやすさを判断したり、短ければ原作と同じ内容だと考えたりせず、読みたい本に合う形式を選んでください。

文字を追って疲れたら音だけで楽しみ、人物が分からなくなったら本の挿絵や人物名を確認します。方法を固定せず、子どもが物語を楽しむための選択肢を増やす使い方です。

短いだけで、子ども向きとは決めない

短い作品を選ぶときも、再生時間だけで決めず、話の入り口を一言で伝えてみてください。「馬の足がしびれる話」「子ぎつねが買い物に行く話」のように題材が分かれば、子ども自身も興味を持てるか選びやすくなります。長さは、その話を聴く時間が取れるかを考える補助に使えます。子どもが話に興味を示したら、その作品から始めると選ぶ理由も明快です。

Audibleを使っている家庭は、キッズプロフィールで作品を渡せる

再生に使うサービスも選ぶなら、オーディオブックアプリの比較で、無料作品・メモ・保存の違いを整理しています。

すでにAudibleを使っている家庭なら、アカウント所有者が対象作品を選んでキッズプロフィールに共有できます。大人のライブラリー全体を子どもに操作させずに、聴いてほしい作品を選んで渡す方法です。

ここで紹介した二作品の音声版は、kikubonで聴くものです。Audibleを使う場合は、キッズ向けに共有できる購入作品や聴き放題対象から別に選んでください。仕組みと設定方法は、Audibleを子どもと使う方法にまとめています。

一話を一緒に選んだら、子どもが自分で止めたり再開したりできるようにしておきましょう。続きを聴くか、同じ場面に戻るかも、本人に選んでもらいます。

『あし』の無料作品ページを開く

会員登録から始めたくない場合は、登録なしで聴ける公開音声もあります。無料で聴けるオーディオブックの選び方で、利用方法ごとの違いを説明しています。

英語の物語から選ぶなら、英文つきの無料音声6作品に、内容と語り手、5分台からの聴く時間をまとめています。

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