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オーディオブックで英語学習を始めるなら?無料の英文つき音声とAudibleを比べる

英語のオーディオブックを初めて学習に使うなら、短い英文と音声が同じページにあるLit2Goから始めるのがおすすめです。知っている童話をまとまった長さで聴きたいならStorynory、好きな洋書を選んでアプリに保存しながら続けたいならAudibleが候補になります。

この記事の目次
  1. 教材選びは「英文が要るか」「好きな本を続けたいか」で変わる
  2. Lit2Goは、短い英文を音声と照らし合わせたい人向け
  3. Storynoryは、知っている物語を英語で追う入口になる
  4. Audibleは、好きな洋書を長く聴きたい段階で選ぶ
  5. 教材を増やす前に、一つの短い話を二度使う

最初から長い洋書を一冊選ぶ必要はありません。まずは短い話で、耳だけで分かった部分と、英文を読んで初めて分かった部分を比べてみてください。文章を読めば理解できる話を選んでおくと、練習を「聞き取れなかった音」に絞れます。

このページでは、サービスをまたいで英語音声と英文の入口を選びます。Audibleアプリでの練習手順はAudibleの英語学習、子どもと無料の一話を選ぶなら子ども向け英語音声のほうへ。

教材選びは「英文が要るか」「好きな本を続けたいか」で変わる

選択肢 向いている使い方 音声と文章 利用の入口
Lit2Go 短い話を聴き、文章で聞き逃しを探す 作品ページに音声・英文。PDFもある 無料のWeb教材
Storynory 童話など、筋を追いやすい物語で練習する 『The Gingerbread Man』は音声と英文を掲載 無料のWeb音声
Audible 自分の好きな洋書をアプリで続ける 音声作品を選ぶ。英文併用は対応する原作を別途用意 無料体験、定額プラン、単品購入

「無料で始めたい」と「英文も一緒に欲しい」の両方なら、まず上の二つです。有料サービスを先に契約しなくても、英語音声を使った練習はできます。

Audibleは、聴きたい本が決まっている人向けです。プランごとの作品の扱いはAudibleの料金とプランで説明しています。

Lit2Goは、短い英文を音声と照らし合わせたい人向け

Lit2Goは、南フロリダ大学の教育関連組織FCITが提供している、物語や詩の無料音声集です。作品ごとに英文、語数、音声が載っていて、教材のPDFも用意されています。Lit2Go公式

入口として選びやすいのが、イソップ寓話の『The Fox and the Crow』です。公式ページの語数は176語。キツネとカラス、チーズをめぐる短い話で、同じページに英文、音声、本文PDFへのリンクがあります。作品の音声と英文

最初は音声を聴いて、二匹が何をめぐってやりとりしているかをつかみます。そのあとで英文を読み、聞こえなかった一文に戻ります。176語なら、聞き取れない箇所を探す手間もわずかです。

知らない単語を全部覚えてから再生するより、話の筋を一度受け取って、必要な語を文章から拾うやり方です。英文を読んでも一文ずつ意味が取れないなら、音声の速度を落とすより、もっと短くて読みやすい教材に替えるほうが先です。

同じサイトにある学年や読みやすさの指標は、英語の文章についての尺度です。日本の学年や英検級にそのまま置き換えず、実際に数行読めるかどうかを教材選びの基準にしてください。

Storynoryは、知っている物語を英語で追う入口になる

Storynoryには、童話、神話、オリジナルの物語などの無料音声があります。英語圏の子ども向けに作られた作品ですが、大人が英語音声に親しむ教材としても使えます。Storynoryの初めての方向け案内

『The Gingerbread Man』は、Natashaさんが読む約8分の音声です。オーブンから逃げたお菓子が人や動物に追われる話で、ページに英文と音声、ダウンロードへのリンクがあります。作品の音声と英文

相手が変わりながら追いかけっこが続くので、繰り返される言葉と、新しく加わる言葉を分けて聴く練習に向いています。最初の一回で全部を取ろうとせず、「誰が追いかけているか」「逃げる側が何と言っているか」に絞ると聴きやすくなります。

この掲載版は、昔の物語をもとにした再話です。別の絵本や翻訳を横に置くより、同じページの英文を使ったほうが、音声に対応する箇所を探しやすいです。

Audibleは、好きな洋書を長く聴きたい段階で選ぶ

短い教材を繰り返すより、興味のある物語やノンフィクションの続きが気になる人には、Audibleの洋書が候補です。アプリで作品をダウンロードして、再生速度を変え、クリップにメモを残す使い方ができます。

作品を選ぶときは、題名に加えて言語、朗読者、完全版か要約・省略版かをそろえます。同じ題名でも、朗読する版によって音声と手元の本の内容が変わるからです。原作を併用するなら、どの文章を読んだ音声なのかが大事になります。

Audibleのアプリ内で英文が常に字幕として出る、というつもりで始めると、思っていた学習方法になりません。英文と音声が一体の教材が要る初日はLit2GoやStorynory、好きな本を音声で続ける段階ではAudible、と分けると目的がはっきりします。

Audibleでの作品選びと、一回の練習の進め方はAudibleを英語学習に使う方法にまとめています。

教材は、一冊の知名度より一段落で選ぶ

原作を知っている英語音声でも、一段落に知らない語がいくつも重なると、話より辞書を追う時間が増えがちです。題名だけで決めず、まず冒頭の一段落を読み、細かな単語をすべて調べなくても筋を追えるかを目安に選びます。内容を知っていることと、その英文を無理なく読めることを分けると、練習する範囲を決めやすくなります。

教材を増やす前に、一つの短い話を二度使う

一度目は音声で話の筋を取り、二度目は英文で分かった箇所を意識して聴きます。進歩の目安を「長い本が終わった」だけにせず、前は切れ目が分からなかった一文を、いまは意味のまとまりとして受け取れるか。そこに置く練習です。

まず『The Fox and the Crow』を一度聴いて、英文から気になる一文を選び、もう一度その音を聴いてみてください。

無料の『The Fox and the Crow』で音声と英文を開く

子ども向けには、英文と一緒に楽しむ無料の英語物語で、題材と長さから一話を選べます。