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親に贈るなら朗読CDとオーディオブックの配信、どちらがいい?

親が普段からCDを使っているなら、好きな小説の朗読CDを贈るのもいいと思います。いつもの機器で再生できれば、新しい操作を覚える負担も少なくなります。スマホやパソコンで本を探すのが好きなら、配信のオーディオブックもおすすめです。

この記事の目次
  1. いつもの機器で聴くならCD、本を次々に探したいなら配信
  2. 夏目漱石の『坊っちゃん』を、風間杜夫さんの朗読で
  3. 『源氏物語』全54帖を聴けるCDには、対応機器が必要
  4. CDと配信の値段を比べるなら、朗読者と収録範囲をそろえる
  5. スマホを使わない親にも、配信を聴く方法はある

ただ、CDには普通の音楽CDのように聴けるものと、MP3という音声ファイルを収めたデータCDがあります。買う前に押さえたいのは、親が使う機器で再生できるかと、一組で物語のどこまで聴けるかです。

いつもの機器で聴くならCD、本を次々に探したいなら配信

比べる点 朗読CD 配信のオーディオブック
使う機器 音楽CDかMP3データCDか、商品の形式に合う機器 サービスに対応するアプリ、ブラウザ、音声機器など
収録範囲 上巻・下巻、選録、全編など商品ごとに異なる 同じ作品でも、版や購入単位ごとに異なる
買い方 ディスクを購入して保管する 一冊購入、月額の聴き放題、毎月の選択など
家族が手伝えること 再生する盤の順番や、使う機器の操作を一緒に試す 登録や本の保存を手伝い、続きを再生する画面を一緒に開く

CDなら、聴きたい本を一組ずつ買って手元に残せます。配信にも単品購入があるので、月会費を払わずに聴く方法を探しているなら、オーディオブックの買い切りも参考になります。

新しい機器を贈る前に、今のプレーヤーを使う案も

私なら、親が使い慣れているプレーヤーで聴けるCDから探します。新しい機器を一緒に贈ると、再生だけでなく、止めたところから続きを聴く操作も覚えてもらうことになります。

長い作品では、盤の枚数や置き場所、聴く椅子からプレーヤーに手が届くかも使い勝手に関わります。途中で止めた盤が分かるようにし、次の盤を順に並べておくと、続きを取り出しやすくなります。

ユウ

「朗読CDを贈るなら、新しいプレーヤーも付けた方がいいかな」

ミナ

「今の機器で聴けるCDなら、いつもの操作で楽しめるよね」

ユウ

「せっかくなら新しくしたいけど、使い方を覚え直してもらうことになるな」

ミナ

「私は、箱を開けてすぐ好きな話が聞こえてくる方がうれしいな」

ユウ

「新しくするのは、まず物語の方か。本を探してくる」

夏目漱石の『坊っちゃん』を、風間杜夫さんの朗読で

四国の中学校へ赴任した江戸っ子の青年が主人公の『坊っちゃん』。子どものころ、友達にからかわれて学校の二階から飛び降りてしまうほどの無鉄砲者です。父親に叱られても、次はけがをせずに飛んでみせると答える。そんな意地っ張りな主人公の語り口が、冒頭から続きます。親が好きだと言っていた本や、昔読んだと話していた本なら、朗読を贈るきっかけになります。新潮CDでは、俳優の風間杜夫さんが読んでいます。

CDの『坊っちゃん(上)』は二枚組・140分で、税込3,300円です。収録されているのは上巻なので、物語全体を贈る場合は別売りの下巻も必要になります。

『源氏物語』全54帖を聴けるCDには、対応機器が必要

与謝野晶子さんの現代語訳を、岡崎弥保さんが全54帖にわたって読むパンローリングの『源氏物語』もあります。長い物語を少しずつ聴きたい親への贈り物として考えられますが、これはMP3データCDです。普通の音楽CDプレーヤーでは再生できないことがあります。

パソコンなら、CDを読み取るドライブとMP3の再生環境が必要です。単体のプレーヤーで聴くなら、MP3CD対応の機種に限られます。

MP3データCDの『源氏物語』は、三枚組で約70時間36分、税込11,000円です。40ページの付属冊子には解説や各帖のあらすじ、人物相関図があり、登場人物の関係を見ながら聴けます。

各帖の冒頭には、与謝野晶子さんがその帖の内容を踏まえて詠んだ歌も収録されています。物語と一緒に、訳者が場面をどう歌にしたかも聴ける一組です。

CDと配信の値段を比べるなら、朗読者と収録範囲をそろえる

『坊っちゃん』のように上下巻が別売りなら、最後まで聴ける一組の金額と配信の価格を比べると分かりやすくなります。同じ題名でも、訳者や朗読者が異なる商品もあります。親が好きな俳優の朗読を贈りたい場合は、値段と一緒に読む人の名前も見てみてください。

スマホを使わない親にも、配信を聴く方法はある

Audible(オーディブル)には、パソコンのブラウザや、設定済みのスピーカーEcho(エコー)で聴く方法があります。スマホのアプリが苦手でも、パソコンなら普段から使っている、という親には配信も選べます。操作方法はスマホなしでオーディオブックを聴く方法にまとめています。

どちらで聴く場合も、親が好きだった本や、よく話す話題から選ぶと、贈りたい一冊を探しやすくなります。作品選びから一緒に始めるなら、親へオーディオブックをすすめる方法も参考にしてください。