プライム会員というだけでは、Audibleは無料になりません。ただし、Amazon Music Unlimitedの個人プラン会員と、ファミリープランのアカウント所有者は、Audibleに別途加入しなくても特典で月1冊を聴けます。すでにこのMusic特典を使えて、月1冊で足りるなら、Audibleの有料契約を追加する必要はありません。
この記事の目次
Primeだけでは付かない。月1冊はMusic Unlimitedの対象特典
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| 使っている契約 | 本を聴く特典 |
|---|---|
| Amazonプライムのみ | Audibleの会員特典は付かない |
| Amazon Music Prime | 月1冊の特典は付かない |
| Music Unlimitedの個人プラン | 対象特典で毎月1冊を選ぶ |
| Music Unlimitedファミリーのアカウント所有者 | 対象特典で毎月1冊を選ぶ |
| 同ファミリーの招待メンバー | 月1冊の特典は付かない |
Primeの音楽特典であるMusic Primeと、別料金のMusic Unlimitedは違うサービスです。
利用中のプランは「Amazon Musicの設定」で確かめます。Music Primeと表示されていれば月1冊の対象外、Music Unlimitedの個人プランなら対象です。ファミリープランなら、次に誰が契約したかを見ます。
たとえば、家族の一人が契約し、もう一人が招待を受けて音楽を聴いている場合、本の特典が付くのは契約した側です。招待メンバーが自分のアカウントで音楽を聴けても、同じ条件で本を選べるわけではありません。家族のうち誰が月1冊を使うかで、追加契約の要否が変わります。
Musicを使っている人は、Amazon Musicで本を選べる
対象プランなら、Amazon Musicアプリの「Audible」から作品を探し、作品詳細で「オーディオブックを選択」を押します。選んだ本はAmazon Musicだけでなく、AudibleのアプリやWebでも聴けます。Audibleへ有料登録し直す必要はありません。
作品詳細で選択を始めたら、最後に「選択する」を押して確定します。すでに選んだ本がある場合は、ここで次の本に替えると前の本を特典で聴けなくなるため、作品を探す段階と選択を確定する段階を分けて考えると迷いにくくなります。気になる題名を見つけたからといって、今の本を残したまま何冊も追加できる仕組みではありません。
再生するときは、Amazon Musicのライブラリー上部にある「オーディオブック」を開き、再生ボタンを選びます。選択済みの作品はAudibleのライブラリーにも自動で追加されます。作品を選ぶ操作はMusicで行い、続きを聴くときには好きな方のアプリを開く、という使い方ができます。
使うのは、Music契約にひもづくAmazonアカウントです。Musicで選んだ本がAudibleに見当たらないときは、両方に同じアカウントでサインインしているかを照合します。以前Audibleで使った別のアカウントを開いていても、そこへ選択作品は追加されません。
家族で音楽を利用している場合も、所有者と招待メンバーは別々のAmazonアカウントです。たとえば、所有者がMusicで本を選び、招待メンバーが自分のAudibleアプリを開いても、その本は追加されません。選んだ人のアカウントと、探しているライブラリーのアカウントが一致しているかを見ます。
Audibleアプリで聴くときに使える機能
Music特典の本をAudibleで聴く場合も、再生速度の調整やブックマークを利用できます。アプリにはタイマーもあるため、休む前に一定時間だけ聴く使い方もできます。気になる説明に印を付けておき、同じ本を聴いている間に戻るなら、ブックマークが役立ちます。
タイマーを使いたいときは、AudibleのWeb再生ではなくアプリを開きます。選んだ作品はすでにAudibleのライブラリーへ追加されているため、ここで本を選び直す操作は要りません。いつも音楽を聴く画面から続けるか、本の再生機能を使うかで、開くアプリを選べます。
次の本を選べる日は、契約の更新日で確かめる
新しい本を選べる日は、月額プランなら毎月の更新日、年額プランなら初回の契約日に対応する毎月の日付です。全員が毎月1日に1冊を選べる仕組みではありません。今の本が途中なら、新しく選び替えず、そのまま続きを聴けます。
たとえば、月額プランの更新日が毎月12日なら、10月12日の次に選べるのは11月12日です。11月1日にはまだ次の枠へ切り替わりません。年額プランを10月12日に始めた場合も、翌年10月まで待つのではなく、11月12日、12月12日と毎月の選択日が来ます。
私が月1冊で十分な人にこの特典を勧めるのは、追加会費が要らず、今の本を読み終えるまで急がなくてよいからです。
次の本を選ぶと、前の本は特典で聴けなくなる
Music特典で迷いやすいのは、月が替わったときより、新しい本へ選び替えるときです。今の本を翌月も続けることはできますが、次の1冊を選ぶと前の選択は置き換わります。
たとえば、10月12日に長編の本Aを選び、11月12日にもまだ途中だったとします。ここで本Bを選ばずにいれば、Aの続きを聴けます。更新日が来たことだけで、結末まで急いで聴き終える必要はありません。二つの月にまたがっても、選択を替えずに同じ本を楽しめます。
一方、途中のAを残したつもりでBを選ぶと、Aには特典で戻れなくなります。Bを少し試してからAの続きに戻る、という二冊の行き来には使えません。次の本を選ぶ前には、Aの最後まで聴いたかだけでなく、もう一度聴きたい章が残っていないかも考えておくと、選び替えの判断ができます。
Audibleスタンダードも月1冊を選ぶプランですが、こちらは過去に選んだ本も会員中に聴き返せます。使わなかった月の選択枠は、翌月へ繰り越せません。本Aから本Bへ移る例なら、違いは次のとおりです。
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| 聴きたい場面 | Music Unlimited特典 | Audibleスタンダード |
|---|---|---|
| 本Aを翌月も続けたい | 本Bを選ばず、本Aを続ける | 本Aを続けて聴ける |
| 本Bを選んだあと、本Aへ戻りたい | 本Aは特典で聴けなくなる | 会員中は本Aへも戻れる |
| 契約終了後も本Aを残したい | 選択しただけでは購入作品にならない | 同じく、購入作品にはならない |
物語を一冊ずつ聴き終えて次へ進むなら、Music特典で足りるでしょう。シリーズの前巻へ戻って伏線をたどりたい、以前選んだ実用書の章を開きたい、といった場合には違いが出ます。

「私は一冊を聴き終えたら、次の物語へ行きたい」

「俺は前の巻に戻って、伏線を探したくなる」

「結末を知ってから、もう一度?」

「初めは気づかなかった一言を探すのが好きなんだ」
音楽も日常的に聴く人は、この違いだけでMusicをやめる必要はありません。前の本を聴き返すために別途買うか、Audibleのプランを追加するかを、音楽の契約とは分けて考えられます。買った本を長く残す方法も含めた料金は、Audibleのプランと単品購入で説明しています。
本だけのために新しく契約するなら、スタンダード880円と比べる
すでにMusicを使っている人には追加0円でも、特典のために初めてMusicへ入る人は、Musicの会費全体を新たに払います。本だけが目的なら、通常月額880円のAudibleスタンダードの方が安くなります。
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| 契約 | 通常の支払額 | 本を聴く仕組み |
|---|---|---|
| Audibleスタンダード | 月880円 | 全タイトルから毎月1冊。過去の選択作品も会員中に利用 |
| Audibleプレミアム | 月1,500円 | 聴き放題対象の作品を何冊でも利用 |
| Music Unlimited個人・Prime会員 | 月1,080円/年10,800円 | 月1冊を選択。次の本を選ぶと置換 |
| Music Unlimited個人・非Prime | 月1,180円 | 同上 |
| Music Unlimitedファミリー | 月1,980円 | 本の特典は所有者のみ |
| 同ファミリー年額・Prime会員 | 年19,800円 | 音楽の家族利用と、所有者の月1冊 |
日本向けの税込通常料金です。Prime会員向けのMusic料金には、Prime会費を含みません。無料体験・割引も別です。
月額では、Prime会員のMusic個人プランよりスタンダードが200円、非PrimeのMusic個人プランより300円安くなります。Prime会員向けのMusic個人年額10,800円と、スタンダードを12回払う10,560円の差は年240円です。音楽も聴くならMusicの特典、本だけならスタンダード、という選び方ができます。
音楽よりも、本を聴く体験が生活になじんだ
今はAudibleをよく使っています。本を聴くという体験が、音楽を聴くよりも生活によくなじんだからです。
私なら、すでにMusicを使っているときは付属の1冊を先に使い、音楽を聴かないところから始めるならスタンダードを選びます。数百円の差より、聴き終えた本に翌月また戻りたいかを重く見ています。
Musicにプレミアムを追加するなら、両方の会費がかかる
対象作品を何冊も試したい人には、Audibleプレミアムがあります。Prime会員のMusic個人月額1,080円にプレミアム1,500円を追加すると、合計2,580円です。音楽を楽しみながら本も何冊も聴くなら、それぞれの契約に使う理由があります。
月の途中で面白そうな本を見つけたとき、次の選択日を待たずに聴けることにも、会費の意味を感じます。
追加する前には、いま聴きたい作品がプレミアムの対象かも確かめます。プレミアムは全販売作品の聴き放題ではありません。Musicで今の本を残したまま別の作品を聴きたいときも、その別作品が対象でなければ、プレミアムを追加するだけでは目的を満たせません。冊数だけで決めず、実際の作品から選ぶ必要があります。
すでに両方払っているときは、契約と本の利用方法を照合する
Musicを始めても、すでに持っているAudible会員プランが自動で置き換わることはありません。契約を確かめる場所は「Amazon Musicの設定」と、Audibleの「アカウントサービス」です。両方を開き、契約中のプランを照合します。AudibleアプリのライブラリーにはMusic特典の本も入るため、本が見えるだけではAudibleへ会費を払っているかは分かりません。
Audibleでは「会員タイプ」を見ます。たとえば「[プラン名] - Apple」ならApp Store、「[プラン名] - Google Play」ならGoogle Playストアで契約を管理します。請求先がAmazon以外なら、AudibleのWeb画面だけで手続きを済ませようとせず、表示に対応するストアへ進みます。
次に、最近聴いている本を、Musicで選んだ1冊、Audibleの会員特典で聴く本、単品購入した本に分けてみます。Musicの1冊しか使っていないなら、Audible会費を続ける理由を見直せます。プレミアムで別の対象作品も聴いているなら、その利用までMusicの月1冊にまとめられるとは限りません。
両方を使う場合、Amazon Musicで再生できるのはMusic特典で選んだ1冊です。Audibleで単品購入した作品や、Audible会員特典の作品は、AudibleアプリかWebで聴きます。Musicのライブラリーで購入した本を探すのではなく、Audible側を開きます。
Amazon Musicの作品ページからAudible会員特典の本へ進む場合は、表示される「Audibleへ移動」を選びます。すでにプレミアムを使っていて、その特典で別の本を聴くなら、その表示からAudibleへ進めます。Musicで選択中の1冊を残したまま、Audibleのプレミアム対象作品も聴けます。
月1冊を聴くだけで足りているなら、追加契約は不要です。Prime会員でなくてもAudibleに入れるため、本のためにPrime・Music・Audibleを全部そろえる必要もありません。
Prime会員向けの長期無料・割引は、期間限定の特典
2026年秋には、対象画面から登録したPrime会員がプレミアムを最初の4か月は月99円で使える企画がありました。申込受付は10月19日23時59分で終了。4か月の合計は396円で、5か月目から月1,500円で自動更新する条件でした。
夏には、Prime会員の新規登録向けに3か月無料があり、受付は7月15日23時59分で終了しています。2024年にも3か月無料が案内されましたが、こうした企画は、Prime会費にいつもAudibleが含まれるという意味ではありません。
現在の申込みと過去の募集の違いは、Audibleのキャンペーンで説明しています。過去のPrime向け特典だけを目的に、今からPrimeへ入る必要はありません。
申込みの前には、まず自分のアカウントで表示されるプラン名と特典内容を読みます。続いて、申込期限、対象者、特典が終わった後の料金を確認します。「Prime会員なら」という条件を満たしていても、新規登録者限定などの条件まで満たすとは限りません。以前Audibleを使ったことがあれば、その履歴を含めて今回の表示で判断します。
たとえば、検索結果に「3か月無料」と残っていても、開いた先の受付期限が過ぎていれば、その募集へ今から申し込める根拠にはなりません。反対に、過去に終了した企画があったからといって、現在表示される別の無料体験まで利用できないと決める必要もありません。紹介記事の大きな無料期間と、自分の登録画面の条件が一致しているかを見ます。
期間限定の料金で申し込む場合は、安い期間の長さだけでなく、その後も使う予定があるかを考えます。申込画面に表示された終了後の月額と更新条件を控えておけば、後から請求を見たときに、想定していた契約と照合できます。
MusicやPrimeをやめても、Audibleは別に管理する
Primeをやめても、別契約のAudibleは自動で解約されません。Audibleの会費も止めたい場合は、契約元での解約が必要です。
Musicをやめると、現在の請求サイクルが終わった時点で、特典で選んだ本は使えなくなります。一方、別途購入したAudible作品や、継続中のAudible会員特典まで一緒に失う仕組みではありません。
Musicの解約後に選択作品が見当たらなくなった場合は、請求サイクルの終了日と照らし合わせます。終了時には、MusicとAudibleの両方のライブラリーから、その選択作品が表示されなくなります。購入した作品を探す場合は、Audibleのライブラリーを開きます。
Audibleをやめる場合も、退会操作をした日と会員資格の終了日は区別します。終了日までは利用できる特典があるため、手続き後にまだ再生できても、退会に失敗したとは限りません。完了表示や受付メール、会員資格の終了日を確認します。アプリを消すだけでは会費は止まりません。
無料体験だけでやめることもできます。退会後にいつまで聴けるかは、無料体験中の退会と終了日で契約元ごとに説明しています。Prime会員になったことだけで、過去に使ったAudibleの初回無料体験が復活するわけではありません。



