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オーバーロードのオーディブル|モモンガの強さと怖さを、二人の朗読で

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『オーバーロード』は、ゲームの終了後も帰れなくなったモモンガが、骸骨の大魔法使いの姿で未知の世界に向き合う物語です。圧倒的な力にわくわくするだけでなく、その力を向けられる側の怖さも描かれます。強い主人公の活躍と、暗さを含むファンタジーを楽しみたい方におすすめです。オーディブルでは、吉開清人さんと森史絵さんの朗読で聴けます。

この記事の目次
  1. オーバーロードはどんな物語?
  2. モモンガの強さが、頼もしさにも怖さにもなる
  3. Audible版の吉開清人さん・森史絵さんの朗読は、どんなふうに聞こえる?
  4. Audible版オーバーロードの第1〜16巻
  5. 今回紹介した作品はこちら
  6. この作品が好きなら、こちらも

オーバーロードはどんな物語?

オーバーロード1 不死者の王 前編の表紙
『オーバーロード1 不死者の王 前編』をオーディブルで聴く

アニメでご存じの方も多いと思いますが、主人公のモモンガは、仮想世界で遊ぶオンラインゲーム「ユグドラシル」のプレイヤーです。ゲームのサービス終了を見届けるはずが、その時刻を過ぎてもログアウトできません。姿も、ゲームの中で使っていた骸骨の大魔法使いのままです。

モモンガは、ゲームの仲間たちが集まるギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の長でもあります。拠点のナザリック地下大墳墓は、仲間たちが地下の迷宮を改造して築いた場所です。プレイヤーが操作しないNPCと呼ばれる登場人物も、仲間たちが設定を作り込んできました。

拠点の防衛や管理を担う守護者たちをまとめているのが、アルベドです。モモンガの周囲には人間以外の姿の配下もいます。そのNPCたちが、自分の意思で話し、動き始めるのです。

ギルドの拠点ごと異世界へ移ったらしい状況で、モモンガは何が起きたのかを探っていきます。強大な力があっても、ここがどんな世界なのかは、彼自身にも分かっていません。作者は丸山くがねさんです。

モモンガの強さが、頼もしさにも怖さにもなる

アニメは見たことがあっても、原作を読むのは初めてという人も多いはずです。敵に勝てるかどうかだけでなく、モモンガが知らない世界をどう理解し、どう動くのかが気になる作品です。力があるからといって、分からないことまでなくなるわけではありません。

その強さは、相手にとっては逃れようのない脅威にもなります。主人公が勝てば気持ちよく終わる冒険を想像していると、残酷な描写に戸惑うかもしれません。モモンガの活躍を追いながら、その力の怖さまで味わいたいか。ここは、好みの分かれるところです。

ユウ

「オーバーロード、アニメで見てたけど、モモンガが味方だったら心強いよね」

ミナ

「敵だったら、会う前に帰りたい」

ユウ

「でも、本人も知らない世界に来てるんだよな。強い人って、何でも分かってる気がしちゃう」

ミナ

「分からないことがあっても、聞きづらそうだよね。あの姿だと」

ユウ

「俺も大学のとき、飲み会の幹事で『任せて』って言っちゃったことがある」

ミナ

「任せても大丈夫だった?」

ユウ

「友達に『何時から?』って聞かれて『確認中』。『店どこ?』にも『確認中』」

ミナ

「何を任せられたの?」

ユウ

「予約はしてたよ。店の名前を忘れてただけ」

ミナ

「全員を集めてから思い出すつもり?」

ユウ

「名前さえ分かれば、すごくいい店なんだ」

ミナ

「その説明でついていくのは、勇気がいるね」

Audible版の吉開清人さん・森史絵さんの朗読は、どんなふうに聞こえる?

オーディブルの朗読を担当するのは、吉開清人さんと森史絵さんです。吉開さんはアニメ『黒子のバスケ』の岩村努役、森さんは『カリメロ』のセシラ役などを演じる声優です。

人物ごとの演じ分けを楽しむ

二人の朗読者が複数の役を演じ、人物に合わせて声を変えるところを楽しめたという感想があります。第1巻前編には、語りの声がはっきりしていて聞き取りやすいという感想もあります。

アニメの声が頭に残っているとき

アニメの声が頭に残っていて違いが気になる人には、最初に第1巻のプレビューを聴くのがおすすめです。

ユウ

「アニメのモモンガの声、今も頭に残ってるんだよね」

ミナ

「私は二人の声でどう聞こえるか、聴いてみたいな」

ユウ

「迫力のある声で言われると、それだけで頼もしく感じることあるよね」

ミナ

「幹事の『任せて』も?」

ユウ

「あのとき、声だけはよかったと思う」

ミナ

「店の名前が出てこないところまで、立派な声で?」

ユウ

「そこは小声になった」

ミナ

「頼もしいの、最初の一言だけだったんだ」

Audible版オーバーロードの第1〜16巻

2026年10月現在、オーディブルでは原作の第1〜16巻を聴けます。各巻が前編・後編に分かれ、どれもプレミアムプランの聴き放題の対象です。

物語の始まりは、第1巻『不死者の王』。前編と後編を合わせて、再生時間は10時間45分です。

第1巻『不死者の王』 収録範囲 再生時間
前編 プロローグ、第1・2章 4時間41分
後編 第3〜5章、エピローグ 6時間4分

第2巻『漆黒の戦士』から第16巻『半森妖精の神人[下]』まで、続巻も吉開さんと森さんの朗読で聴けます。

コラム|原作の「上・下」と音声の「前編・後編」

続巻には「第5巻・上・前編」のような商品名があります。たとえば『王国の漢たち』は、原作の第5巻が上巻、第6巻が下巻です。音声ではそれぞれがさらに前編・後編に分かれるので、全部で4本になります。『聖王国の聖騎士』『半森妖精の神人』も同じ形です。続巻は、原作の巻番号、前編・後編の順に見ると選びやすくなります。

本で読む『不死者の王』

紙で手に取りたい方は、『オーバーロード1 不死者の王』の本もあります。

ユウ

「第1巻を聴いてみる。モモンガが、この世界でどう動くのか気になる」

ミナ

「じゃあ、今度ごはんを食べるときに、どうだったか聞かせて」

ユウ

「店は俺に任せて」

ミナ

「その言葉、少し心配になる」

ユウ

「今回は予約のメールも残してある」

ミナ

「店の名前、今言える?」

ユウ

「……メール見ていい?」

ミナ

「見ないで当てなくていいから」

今回紹介した作品はこちら

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