本を聴く.com

青春ブタ野郎のオーディブル|咲太と麻衣の物語を、梶山はる香の朗読で

商品リンクには広告(Amazonアソシエイト)を含みます。

『青春ブタ野郎』の第1巻は、高校生の梓川咲太が、周囲の人に姿を認識されなくなった先輩・桜島麻衣に協力する物語です。不思議な現象の理由を探るうちに、二人の関係も近づいていきます。謎の続きだけでなく、相手が次に何を言うかまで気になる青春小説が好きなら、梶山はる香さんの朗読で聴くオーディブルがおすすめです。

この記事の目次
  1. 青春ブタ野郎はどんな物語?
  2. 麻衣に何が起きたのか、二人はどう近づくのか
  3. Audible版の梶山はる香さんの朗読は、どんなふうに聞こえる?
  4. Audible版青春ブタ野郎は第15巻まで
  5. 今回紹介した作品はこちら
  6. この作品が好きなら、こちらも

青春ブタ野郎はどんな物語?

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないの表紙
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』をオーディブルで聴く

アニメでご存じの方も多いと思いますが、鴨志田一さんの『青春ブタ野郎』は、海の近くの町を舞台にした青春小説です。主人公の梓川咲太は峰ヶ原高校の2年生で、同じ学校の3年生に、芸能活動を休んでいる人気タレントの桜島麻衣がいます。

麻衣には、周りの人から姿が見えなくなる異変が起きています。第1巻『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』で、咲太が彼女を見かけるのは図書館です。麻衣はバニーガール姿で目立つ格好をしているのに、気づいているのは咲太だけです。

翌日には駅でも麻衣と接し、咲太は彼女の事情を知ります。麻衣は数日前から起きている異変を確かめており、図書館にいたのもそのためでした。彼女を見ることのできる咲太は、身近な先輩に起きた異変を調べるために協力します。

麻衣に何が起きたのか、二人はどう近づくのか

アニメは見たことがあっても、原作を読むのは初めてという人も多いはずです。咲太は麻衣の困りごとに協力しながら、彼女と親しくなろうとします。人から見えなくなるという深刻な出来事の中にも、気になる先輩に近づきたいという高校生らしい気持ちがあります。

麻衣には、咲太をからかう一面もあります。異変がどう解けるかと同じくらい、二人がどんな言葉を交わすかも気になる。助ける側と助けられる側、というだけではない関係が面白いところです。

学校を舞台にした恋の話が好きで、謎のある物語も読みたい人におすすめです。

ユウ

「青ブタのアニメを見てると、高校の帰り道を思い出すんだよね」

ミナ

「帰り道? 授業じゃなくて?」

ユウ

「授業はいいかな。誰かと話してて、別れるのが惜しくて遠回りする、あの感じ」

ミナ

「帰りたいのに、同じ話を2周聞かされたことならある」

ユウ

「それ、青春の話だよね?」

ミナ

「こっちは夕飯の時間が気になってた」

ユウ

「咲太と麻衣の話なら、まだ一緒にいたいって思うかもしれないじゃん」

ミナ

「相手による、というのは分かる」

ユウ

「俺も放課後だけ戻りたいなあ」

ミナ

「今も、仕事が終わったら好きなことできるよ」

ユウ

「帰ったら洗濯物が待ってる」

ミナ

「じゃあ今日は、そっちを待たせずに帰ろうね」

Audible版の梶山はる香さんの朗読は、どんなふうに聞こえる?

梶山はる香さんは、アニメ『タイドラインブルー』で少年ハオを演じた声優です。オーディブルの第1巻では、咲太や麻衣の台詞も、出来事を描く文章も、梶山さんが一人で読んでいます。

人物ごとの声の違いを楽しむ

咲太の軽口に、ヒロインが照れたり戸惑ったりする様子を、声で楽しめたという人がいます。冗談を交わす場面も、真剣に話す場面も、演技が自然に聞こえたという人もいます。

咲太と麻衣の会話を聴くときは、言葉の意味に加えて、相手への返し方も楽しめます。気になる先輩と親しくなりたい咲太と、彼をからかう麻衣。その両方を梶山さんが読むので、台詞を交わす二人の違いが聴きどころです。

声が合っても、ながら聴きは人による

手を動かしながら物語を聴けるのは朗読の便利なところですが、会話を聞き逃したくない作品でもあります。

青ブタの声には違和感がなくても、ラノベの朗読全般では、自分で読むより時間がかかり、別の作業中は話に集中できない点が合わなかったという人もいます。

二人の声のやり取りをゆっくり楽しみたいなら、朗読が合っています。アニメで覚えた声との違いが気になる人には、最初に第1巻のプレビューを聴くのがおすすめです。自分の速さで先へ読み進めたいなら、文庫もあります。

ユウ

「咲太と麻衣のやり取り、声で聴いたら返事を待つのも楽しそう」

ミナ

「ユウ、すぐ次に何て言うか予想しそう」

ユウ

「するかも。気の利いた返事が思いつくと、言いたくなる」

ミナ

「聴くほうまでしゃべり始めるの?」

ユウ

「でも、本を読んでるときは黙ってるよ」

ミナ

「じゃあ、オーディブルでも黙ってていいんだよ」

ユウ

「一人で何人も演じるって聞いたから、ちょっと参加したくなった」

ミナ

「梶山さんは募集してないと思う」

ユウ

「俺の役は?」

ミナ

「洗濯物を畳みながら聴く人」

Audible版青春ブタ野郎は第15巻まで

第1巻『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の再生時間は8時間です。2026年10月現在、オーディブルでは第15巻『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』まで配信されており、15巻ともプレミアムプランの聴き放題の対象です。

続巻では朗読者も変わります。第2巻『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』は望田ひまりさん、第3巻『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』は藤野彩水さんが読んでいます。

紙で手に取りたい方は、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の文庫もあります。

ユウ

「今日は帰ったら青ブタを聴こうかな。放課後の続きみたいに」

ミナ

「洗濯物のこと、忘れてない?」

ユウ

「畳んでる間、咲太と麻衣に話してもらう」

ミナ

「ユウの返事は?」

ユウ

「今回は出番なし。二人の話を聞く」

ミナ

「静かな放課後になりそうだね」

ユウ

「でも、話が気になって手が止まったらどうしよう」

ミナ

「そのときは、私が『まだ畳めてないよ』って声をかける」

今回紹介した作品はこちら

この作品が好きなら、こちらも

不思議な少女との会話が好きなら、『物語シリーズ』もおすすめ

『化物語』は、高校生の阿良々木暦が、ほとんど体重のない少女・戦場ヶ原ひたぎと出会い、不思議な出来事に関わっていく物語です。少女に起きている異変を追いながら、二人の会話も楽しむところが青ブタと重なります。言葉遊びや、相手の言葉にどう返すかを楽しむ人におすすめです。

学校での出会いと謎が好きなら、『ハリー・ポッター』もおすすめ

『ハリー・ポッター』は、11歳の少年ハリーが魔法学校へ入り、友達を作りながら、自分の生い立ちや学校に隠された謎に向き合う物語です。知らなかった相手と関わるうちに、その人が大切になっていくことと、不思議な出来事の続きを追う楽しさがあります。学校を舞台に、出会いと冒険を味わいたい人におすすめです。